二つのケーキ

二つのケーキを一本のフォークで一つの口へと運ぶのは
私が私のためだけに働いて私の腹だけを満たすのと同じ
マカロンの数もイチゴの数も偶数であるのを発見したとき
私は自分が一人であることにいたたまれなくなって泣いた
口解けの良い控えめな甘さも私にはただ養分と変わるだけ
美味しいものを分け合う喜びを感じられる愛しい人はいない
家族でイチゴを取り合ったり、兄と競った結果にバナナを踏み潰したり
そんな卑しい争いをしていた方が思い煩うことはなかった
思いもかけぬ二つのもらい物に孤独を感ずる私だった

これ、詩か？ｗ駄目だｗｗｗｗｗｗ兄妹でバナナを取りあった(しかも漫画のようにぐしゃっと踏み潰されてｗ)人っているの？仲悪かったもんなー。

詩病再発

年とともに頭が固くなって、思うように言葉が出てこないけど、吐き出したい事はたくさんある。伝わらないことは承知のうえで、前みたいに下らない詩を呟こうと思う。人の詩のサイトを拝見して何か熱いものが体の中を駆け巡り、冬眠期の詩心を呼び覚ましたのだった。私は語彙が少なくなったこと以外は十年前となんら変わってない気がするけど、恋もしてないし(片思いはしてるけどね)、仕事もしてないし。ああ、でも一人暮らしはしているか。なんだろうこの切ない気持ちは。知られたくない思いだが、苦しくて吐きたい。とっても低俗な詩になりそうで困る。